連載 トイトレしんどい(3)

トイトレしんどい

自らオムツをとってくる1歳児

トイトレ楽勝

1歳半のトイトレ

1歳10カ月のトイトレ

トイレもオムツもイヤ

お漏らしでなく

尿意と痛い

きのうしーした

トイレもイヤ、オムツでするのもイヤ、おまけにノーパンでお漏らししてあんなに泣かれたら、一体全体、私はどうすればいいんだ。

前から分かっていたことなのですが、こなつはちっとも単純ではない。

良くない言い方をすれば複雑で、良く言えば感性が豊かだと思います。

7コマ目の泣きは、2年間のこなつ史上3本の指に入る大号泣でした。

いっそ平気でお漏らししてくれれば。

オムツが濡れてても平気でいてくれたら。

それはそれで、トイトレがすごくしんどいだろうけど、胸がしめつけられることはなかったと思います。

実は私もうんと小さいころ、異常にお漏らしが嫌で、夜中の尿意で、泣いて母を起こしていた記憶があって、ああ、私の子なんだなあ、と思います。

性格が近くて共感・共鳴するからか、それとも何か私のやり方が悪いからこなつが泣くのか、ただただ二人でしんどくなる一方でした。

たかがおしっこ一つ、そこにあるこなつの感情が複雑で、ちっともポップにいけない。

漏らしてくれていいのに。

大らかな夫が、トイレと格闘する私たち二人の間にぐいーんと割り込んできて、中和剤になってくれたら、どんなに助かっただろう。

私がどんなに明るいピエロを装っても、おしっこをすることがどんなに素晴らしいことかを伝えても、まあいいかと待ってみても、やっぱり尿意で泣くこなつ。

だいたい、なんだよ、「きのうしーしたから。トイレきのういったから。」って。

彼女なりの理屈をこねているんでしょうが、思わず笑ってしまうものの、説得は届かず、先には進みません。

そのうち、トイトレの話題を誰かに話そうとするたび、

「ダメだっ!おしまい!いやだっ!やーめーてっ!」

というようになりました。

別にこなつのことを責めているわけでは全くないのだけれど、「トイトレがしんどくて…。」と話されるのが、たまらなく嫌だったようです。

こなつを1歳児と思うから、話のネタの一つとして人に話してしまうけれど、彼女を一人間だと思えば、確かに、自分が今気にしている事を真横であっけらかんと話題にされたら嫌だよなあ、と思って、あまり話さないようにしました。

トイトレをしていて、「…君、本当にまだ1歳…?」と何度も思いましたし、こんな小さな子供にも、しっかりと心があるんだなあ、と感じました。

次回からはいよいよ、ジーナの内容が登場します。

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