レンゲ草とこなつ

歳をとると「花鳥風月」の意味が分かると言いますが、こなつを含めて子供たちを見ていると、老人になるまで忘れているだけで、誰しも元々、ちゃんとその良さを知っているのではないかなあと思います。

道端の花にうっとりし、空に小さな鳥を見つけては雄叫びをあげ、うちわの風や風鈴の音を不思議に思い、お月様にこんばんはとあいさつをするこなつ。花鳥風月に明け暮れています。

先日こなつと散歩している途中でレンゲ畑を見つけました。いつもはただの畑だったのに、知らぬ間に満開のレンゲ草。みてみてお花だよ!というように、「おっ!おっ!」とこなつが感嘆の声(低め)をあげました。興奮気味にベビーカーから身を乗り出しています。

道脇に生えていたレンゲ草を2本ほど摘ませててもらい、小さな両の手に持たせました。

いつもはお花を見つけても眺めるだけなのに、今日はまさか摘んでもらえるなんて…。

「え!いいんですか?!いいんですか?!!ほんとに?!まじすか?!もらえるんですか?!」とでも言いたげに、レンゲ草と私の顔を交互にじーっと眺めていました。

「ほーっ!いいんですか!やったー!!」とにっこり。大事そうに握りしめました。

家に戻るまでの道中、何度かうっかりレンゲ草を落としてしまい、そのたびに大騒動で数メートル戻って拾い、そしてそのたびに「もう二度と離すまい!!」とぎゅっと手を固くしていました。

まさか家に帰ってからも小一時間握り続けるとは…。

いつもは自分で脱ごうとする靴も、レンゲ草を高めにかかげて、私に任せっぱなし。落とさないように慎重にハイハイし、いつもは自分で開けようとするベビーゲートも大人が通るのを待ち。何度かおもちゃの誘惑があり、片手だけ離しておもちゃを持ってみるものの、すぐにはっとなり、おもちゃを投げ捨てる始末。最後はお風呂にまでつれて入り、湯船に入る直前、「くったくったになっちゃうよ」と説得し、ようやく手を離しました。

これがそんなに大事なのか…。こなつがやっと渡してくれた2輪は、すでにくたくたのゴミにしかみえない状態でした。

その翌日、こなつは公園で、近所の2歳の男の子と「桜の花びら拾い」に興じていました。二人とも夢中で…。男の子は、「これはママの、これは妹の。」とお土産までみつくろっていました。

きっと、彼女たちは、葉っぱやドングリ、枝と一年中何かし拾い続けるんだろうと思います。

面倒くさそう…

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