トイトレしんどい 箸休め2

欧米の生活スタイルに沿って書かれているので、ちょこちょこと面白かったです。

きっと、ナニーを長く雇える家なんて、お金持ちの家だろうし、広い家なんだろうなあと思いながら読みました。

1階と2階に全く同じおまるを二つ用意する(色も一緒でなければ、あっちの赤いのじゃないとしないと言い出すことがあるらしい)、トイレまで間に合わせる訓練のために、おまるを徐々にトイレに近づける、など、どう想像しても大豪邸しか思い浮かびません。

外出時におまるを持ち歩く、というのにしても、執事の車に乗せておくくらいの感覚なのかもしれませんが、どうしても、都会の電車生活で一人子育てしているママをイメージしてしまって、まじでか…と思ってしまいました。

ナニーはいわば、24時間つきっきりで子供のお世話をする、昔の乳母的職業です。

イギリスでは国家資格で、一時的なベビーシッターや家政婦とは違います。

日本にも早く、ナニーが国家資格になるといいなあと思います。

里帰り出産をする人も減っているイメージがあるし、実の母親に頼れる人ばっかりじゃない。

知識と経験が豊富な、一緒に子育てしてくれる存在って、なんと心強いだろう。

ナニーを雇えなくても、困った時に電話できたら…

ジーナの本には、経験談の他に、電話相談やQ&Aものっていました。

そういえば産後、産院や健診で助産師さんが新生児のアドバイスをちょこっとしてくれるだけで、たまらない安心感がありました。ああいう相談先が、ずっとあったらいいのになあ、とトイトレをしてより思いました。

つっこみどころもたくさんあったけど、いい本でした。

トイトレ以外にも使えそうなところがたくさん。

これまで育児書に興味がなかったのに、たまたま選んだ初めの1冊がこの本で、すごくラッキーでした。

アマゾンのレビューに「基本的なことしか書いてない入門編」と書いてある人が多かったのですが、いざ読んでみると、なるほどなと思うことが結構あって、「この本に書かれてあることを基本的なこととして理解してるって、めっちゃすごいやん!」と思いました。

私に知識がなさすぎるのか…?

イギリスで子育てをしたという訳者の高木さんのあとがきもよかった。

「この本を訳したかった」という気持ちが伝わりました。

遠く日本に住む一人の母親が、イギリスのナニーに助けられました。

きっと世界中にそんな母親がたくさん。

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