2コマ 従兄妹の関係性

柚子太郎

私が実家へ帰省する楽しみの一つは、甥っ子柚子太郎とこなつのご対面だ。

1年4か月差の二人。私には年の近いいとこがいないので、二人がどういう関係性を築くのか、とても興味がある。

叔母の欲目もあるかもしれないが、柚子太郎は結構優しい。

赤ちゃんに対して決してむちゃはしない。

大事なもの、自分より弱くて守るべきもの、ということを心得ている気がする。

こなつが泣いていると、「えーん、よしよし」といつも慰めてくれる。

「えーん、あーくー」と握手もしてくれる。

彼は赤ちゃんを全て「えーん」と呼ぶ。

「えーんよしよし」というその言い方や、そおっと優しく触る感じがたまらなく可愛い。

彼の持って生まれた優しさを垣間見れて、嬉しくなる。

…というのは2か月前までの話だ。

こなつ9か月。

2か月ぶりに合うと、柚子太郎は、こなつを「えーん」とは認識しなくなっていた。

完全に自分と同等の生き物だと思っている様子。

優しい本質に変わりはないのだろうけれど、彼にとってこなつはもう、守るべき存在ではなくなっていた。

柚子太郎はあまり気が強くないので、いつも児童館などではおもちゃを奪われる側らしい。

そんな柚子太郎、9か月のこなつには、ここぞとばかりにおもちゃを奪いまくっていた。

次から次へ、こなつが持つ物をかたっぱしから奪っていた。

勝てる…!こいつには…勝てる!!!そんな感じだった。

すっかりライバルになった二人。

それも仕方ない。

柚子太郎とこなつの体重差はたった1.8kg。頭はこなつの方が大きく、足も太くおしりもでかい。おむつも同じLサイズ。

こなつはまだ0歳児だけれど、横に並ぶと、二人の大きさには大差がない。

こなつが「動き出すと痩せるよ!」と言われ始めて早4か月。

そりゃ、走り出したりしたら痩せるだろうけど、その前に柚子太郎に追いつきそうなこなつなのでした。

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