2コマ ばいきんまんとぶんたんくん2

こなつと一緒に見た、アンパンマンのアニメ、「ゆず姫とだいふく和尚」の回が、非常に興味深かったです。

いつもはだいたい、お腹を空かせたばいきんまんが、食べ物目当てにお祭り会場などへ変装をしてのりこみ、正体がばれて一暴れし、アンパンマンにやっつけられるという流れ(あるいは暇で誰かをさらって結果やっつけられる)なのですが、今回は違いました。

この回、ばいきんまん、やっつけられません。アンパンマンも活躍しません。

悪いことをしようとしたばいきんまんを、だいふく和尚が懐柔します。

ゆず姫をさらおうとしたばいきんまんに「まあまあ、まずは大福を食べなされ。いっぱい食べなされ。」と山てんこの大福をご馳走します。喜んで大福をたいらげたばいきんまんは、さらに「ひと眠りしなされ。」と言われた通り、横になります。

昼寝から目覚めたばいきんまんが、慌ててアンパンマンをやっつけようとすると、だいふく和尚が「まあまあ、食べなされ」とさらに大福をふるまいます。仕方ないなあといいつつも嬉しそうなばいきんまん。おなかパンパンになって、とうとう起き上がることもできなくなり退散します。だいふく和尚、逃げるばいきんまんをひきとめて、お土産(大福)まで持たせてやります。

誰かが危険にさらされることがない、ばいきんまんとの正しい付き合い方の回でした。

アンパンマンに出てくるキャラクターで、一番人間らしいのはばいきんまんだと思います。

悪いことをする動機が「空腹」であることがまず、人間界の本質をついているし、呑気で素直なアンパンマン側の人たちが苦手なことも、計算高くてずる賢いことも、どきんちゃんやかびるんるんとの関係性も、ぜんぶ、人間らしすぎて、すっごい可愛いです。

「下手な変装をしてうちにおいで。変装に気付かないふりをして、お腹いっぱいご飯食べさせてあげるから」という私の気持ちを、だいふく和尚が昇華させてくれました。

大人になってみるアンパンマンはなかなか面白いです。

名前の響きが言いやすいからか、声や動きか面白いからか、ばいきんまんが出てくると喜ぶこなつ。最近寝る時もばいきんまんのぬいぐるみと寝ています、お絵かきのたびに、母にばいきんまんをリクエストします。1日20匹くらいばいきんまんを描いている私、もうブラインド描きできます。

じじばばが買ってくれたアンパンマンのグッズたちむなしく、ばいきんまんへの思い入れが強い母娘なのでした。

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