2コマ とてもおいしいもの

多くの妊婦さんがそうであるように、私もこなつがお腹の中にいた時、あきらかな味覚の変化がありました。

私は元来甘いものが好きではなく、洋菓子も和菓子も、ほとんど口にしません。

しかしどういうわけか、妊娠中は、寝ても覚めても糖分のことを考えていました。

きんつばや薄皮のもなかや、たいやきが食べたい…

マシュマロにどろどろのチョコレートをかけて食べたい…

和菓子屋で練り切りを買い占めたい…

生クリームのケーキを、ホールごと、フォークでぶっさして食べたい…ひとりで…

チョコって、ケーキって、きんつばって、どらやきって、超美味しいという気付き。

それまではきんつばやもなかの存在意義すら疑っていたのに、心の底から欲し、食べた際には「うんんめえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」と舞い踊り。

特に和菓子。一日に一回は和菓子屋さんに思いをはせる日々でした。

あと、糖分が体重の増加に分かりやすく直結していることも知りました。

生れてしまえばすぐに元の感覚に戻り、菓子といえばポテチにせんべいよこせ状態で、甘いお菓子を一切買わなくなり、夫は欲しているのに妻が忘れるので、夫が実家から大量に好きなお菓子を持ち帰ってくるというありさまなのですが。

クリームあんみつにのった上品な粒あんを食べて、寒天やアイスそっちのけで、「これはとてもおいしいもの。」と宣言したこなつをみて、妊娠期間中の味覚が蘇りました。

あの和菓子を欲する感じは、胎盤を通じて、この子が欲していたんだな、と確信しました。

臨月の時には、「産まれるその日まで炭水化物と果物含む糖分禁止。」を助産師から言い渡された私。

「美味しい美味しい」と幸せそうなこなつを見ると、叶うならば、好きなものを好きなだけ食べさせてやりたくなるのですが、臨月の絶望を思い返し、美味しいものを長く楽しく食べ続けるために、気を引き締めて食育せねばな…と思うのでした。

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